謙治(謙治くん/謙ちゃん)は、保護活動中に子猫と一緒にいた(たぶん面倒を見てあげていた)ところを保護された猫ちゃんです。子猫の保護がそもそもの目的でしたが、面倒をみていた謙ちゃんのことを不憫に思った保護主さんが一緒に保護しました。
かわいそうなことに、保護時には右目の瞬膜が出ていました。おそらく謙ちゃんが子供のころにかかった猫風邪の影響だと思います。そこで手術を行いました。ほぼ完治しましたが、いまでも右目は開きが左目ほどでなく、目やにも出やすくなっています。そんな経緯がありましたが、謙ちゃんの「いいやつ」っぷりはずっと変わりません。
シェルターでは、控えめにして、お気に入りの場所でくつろぐことが多いようです。見学者さんには適度な距離を保って、甘えにきます。保護当初は人慣れしていませんでしたが、お世話を通じて人が平気になりました。ただ、残念なお知らせがひとつ。エイズキャリアです。いまのところ症状は出ておらず、セイン君やほかのみんなと、ほどよく仲よくしています。
これ(3枚目)は、昨日1/10に、シェルターさんを訪問して撫でてきたときの写真です。カブちゃんや陸ちゃんといった濃密なコミュニケーションを求める男の子たちの間で、遠巻きに、遠慮がちに近寄ってきて、少しのあいだ撫でてもらうのを楽しみにしています。そんな謙ちゃんが、僕も大好きです。
謙治くんファンの訪問者さんから
出しゃばらない、控えめなところが特に好きです。謙治くんの名前の由来をシェルターさんから聞いたときには、なるほどと思いました。それ以来、テレビに本家の方(津軽恋女など – どことなく似ていると思いませんか?)が映ると謙ちゃんのことを思い出して、ほほえましい気持ちになります。
とても面倒見のいい子です。相性のい2匹で暮らすことがベストの気もしますが、病気のこともあります。飼い主さんが愛情を注いであげれば、たぶん彼はマイペースでやっていけます。謙ちゃんに、どうか幸せが訪れますように。
コンディションなど
名前 | 謙治 |
愛称 | 謙治くん/謙ちゃん |
性別 | 男の子(成猫) |
誕生年月 | 不明 |
保護年月 | 2013年夏 |
去勢/避妊 | 済 |
ウイルス検査 | 済 |
ワクチン接種 | 済/1回 |
駆虫 | 済 |
シャンプー | 済 |
血液検査 | 済 |
エイズ | 陽性 |
白血病 | 陰性 |
症状 | 今のところ症状は出ていません |
その他 | 保護時に瞬膜が出ていため手術。経過良好。目やに若干 |
参考動画
最終更新日
2016/1/11