シェルターに向かう途中にある釣堀のそばで、ヨロヨロしている猫を見つけました
身体の小さい子です
半年を過ぎた程度の子猫ほどの大きさか
隠れる場所を一生懸命探していました
顔を見ると風邪の症状か、酷い目ヤニと汚れがあり、治療のため保護をしました
連れて帰りケージに入れると、固まっています
こういう体調が悪い子には、ノミダニの薬を付けることはできません
猫風邪のように見えるので、体が冷えないよう毛布を重ね、電気カーペットを入れ、さらに手持ちの猫用風邪薬を飲ませ、水と流動食を並べました
様子を見ていましたが、食事に全く口にしようとしません
ミルクとちゅーるに切り替えて、口にこすり付けると何とか飲み込みます
これで少し回復の兆しでもみられればと様子を見ていましたが、翌朝になっても水分も殆どとらないので、早く病院に連れてゆくことにしました
診察で判ったこと
女の子
まだ若いが成猫
体重は1.8kg
重度の貧血、腎臓・肝臓は合併症を起こし、黄疸、尿毒症の症状が表れている
入院です
病院はいつも猫たちの診療をお願いしている病院です
「また保護したのか」と先生に言われましたが、ひどく汚れて臭いも強い猫を嫌がらず診てくださる、動物に優しい先生です
病院にお任せして3日が経った金曜日
症状が落ち着いたので退院し、自宅療養に入るよう連絡がありました
生きてシェルターにやってくることができました
新加入です
名前は釣堀にしました
よろしくお願いします