2015年2月11日に、はなちゃんをお迎えしました。それから4ヶ月半後の6月27日には、くるみちゃんをお迎えしました。はなちゃんはシェルターさんから、くるみちゃんはシェルターさんとは別に、保護活動をされている個人の方からのお迎えです。シェルターのねこちゃんの紹介がだいぶ一段落したので、そのときの思い出を振り返ってみます。
この記事は、前回の続きになります。
お題-前回
- なぜ2人めをほしいと思ったか
- くるみちゃんとの出会い
- 子猫のねこかぜ
お題-今回
- 避妊手術-エリザベス・カラーの1週間
- かかりつけの動物病院
お題-次回
- 先住猫優先-その理想と現実
- まとめ-シェルターのメリット
避妊手術-エリザベス・カラーの1週間
避妊手術前日(土曜日)は21時以降は食事厳禁、当日(日曜日)は朝から食事はもちろんお水もなし、朝一番でくるみちゃんを病院へ。
一般的な流れで、主治医の先生も何から何までよくしてくれました。
それでも、参りました。午前中に術前検査を受け、問題がなければ午後に執刀です。ただ信じて待つだけなのですが、これがとても長く感じました。「猫 避妊手術 痛くない」で検索しまくりです。検索しても気持ちが落ち着かず、船橋の街を彷徨い歩きました。もうとにかく、くーちゃんが無事でいてほしい。頭ではわかっているのですが、どうにもなりません。
手術当日は病院に1泊することに決まっていました。夜は、久しぶりに、はなちゃんと水入らずで過ごしました。(といっても、はなちゃんもくーちゃんがいないため、落ち着かなさそうな動きをしていました。)
問題の本番は、くるみちゃんが家に帰ってきてから発生しました。
エリザベス・カラーを付けている姿が、なんとも窮屈そうです。親ばかと笑われるかもしれませんが、縫合したお腹の部分はもちろん、カラーが接している首の部分に炎症が起きたり、首が変な角度で曲がってしまうのではないか、くーちゃんだけ、手術跡の「ぽっこり」の腫れが引かないのではないか…。しらかば動物病院の先生は説明を尽くしてくれました。
それでも、だめなものはだめなんです。会社にいても気が気でない。うーん、むしろあえて仕事に没頭して、休み時間以外は極力くーちゃんのことは考えないようにしていたような気がします。
先生からは、エリザベス・カラーは1週間くらい付けていてくださいと指示されました。が、日月火水木金と、土曜日の午前中いっぱいで我慢の限界。6日半で、外しました。途中、水曜日に15分だけ外して、お腹だけには気をつけて毛づくろいをしてもらいました。そのときのくーちゃんは、ほんとうに気持ちよさそうでした。
お腹の絆創膏は、3日ほどで自然に外れてしまった気がします。「自然に外れてしまったみたいですが、大丈夫でしょうか」と病院に電話をかけて、受付の方に「大丈夫ですよ」と勇気づけられました。抗生物質は、毎日飲ませました。TNRのねこちゃんは、手術翌日にカラーなしで外暮らしに戻ることもあると聞いて、どきどきしたこともありました。
お腹の毛が元通りのもふもふに戻るまで、1ヶ月半くらいかかりました。
かかりつけの動物病院
しらかば動物病院さんには、避妊手術に限らず、何かあるごとに、お昼休みなどに電話で相談に乗っていただいています。主治医の先生も、受付の方も、嫌な顔をせずに「くるみちゃんですね」「かわいいくるみちゃんですものね」「かわいい盛りですね」といって応じてくださいます。
また、これから行う検査や治療がねこちゃんにとってどのような意味を持つのか、もしあるとすればリスクは何か、平均的なねこちゃんはどうで、くるみちゃんの場合にはどうなることが考えられるか、毎回、丁寧に説明をしていただきました。
待合室では、わんちゃんやねこちゃんの飼い主さんやお世話係さんと言葉を交わすのも楽しみでした。
徒歩10分、電車ならひと駅のところに、評判の先生がいてくださるというのは、ほんとうに恵まれていたと思います。
いまは、くるみちゃんの体重コントロールの相談に乗っていただいています。今週末に、体調チェックのため、久しぶりに伺う予定です。はなちゃんは、うーん、どうしよう(笑)。「どうしたら触れることが出来るようになりますか」からかな…。