はなちゃんへ
読みました
いろいろ考えてくれてありがとう
美々ちゃんは遊びたいだけだから判らないだろうけれど、保護主さん、とても喜ぶと思います
美々も含めて、シェルター猫でキャリアや様々な病気を抱える子のことを伝えておきたいと思います
美々はウイルスを持っていただけで、今後、病により寿命は短いかもしれないけれども、保護されてラッキーな子です
特別、可哀相な子ではないのですよ
外で暮らす子が死に至るリスクは、とても高く、ウイルスの問題がなくとも、交通事故や、今夜のような冷え込んだ夜の寒さで風邪をひき、路上で亡くなってしまうことも多いからです
(そのような外での生活の厳しさを知って、支えたい、家族に迎えたい方は、今、外で寒い思いをしている子を優先していただければ嬉しいです みなさんが直接保護をしてシェルターからのご縁があんまり縁遠くなるのは困りますけれど それが無理であるならば、保護団体や個人活動者から引き取ることを検討頂くのが、有難いと思います)
ウイルスキャリアの子も、怪我がある子も、元気で遊びまわっている子も、同じ一つの命です
その中で、ご自身が付き合ってゆきたい子で飼い主になっていただけるのであれば、病気でもそうでなくても、どの子でも嬉しいんですよ
病気の子については、保護主さんであっても必要以上の責任を感じられ、負担が重く感じられると思います
白血病は死に至るリスクがとても高いウイルスです
2年で半数、3年で7割前後の子が亡くなると聞いたことがあります
シェルターの子でいえば、腎不全、エイズ、断脚、猫伝染性腹膜炎、蓄膿、外耳炎など様々ですが、そこまででなくとも、猫風邪の後遺症があったり、嘔吐が多い子だったり、口内炎がよくできる子だったり、そうそう、関節炎もありました
まぁ、色々な子がいます
どの子であっても、やることは同じ
信頼できる病院に連れてゆくこと、その子の罹患した病を知り理解しようとすること、一緒にいてあげることだと思います
この間お話しましたが、猫の病気は解明されていないことが多いですね
治療方法も、人とは違って動物としての扱いですから、満足できる処置も少ないです
そうそう病を気にしすぎないで、もっと沢山できることがありますよ
美々はウイルスのことなんか気にしないで、ご飯を欲しがったり、遊ぼうとしていたずらばかりしています
先のことを悩むよりも、いま彼女との生活を楽しんでやらないとね
また立ち寄って、彼女たちの相手をしてやってくださいね
(私は掃除をしなければならないので)
よろしくお願いします
シェルター管理人記