シェルターのおじいちゃんアイドルだったスミちゃんの近況を、里親様からお知らせいただきました。また、転載の許可をいただきましたので、どうぞご一読ください。
日頃よりウェブサイトを通じてシェルターの猫ちゃんの様子を拝見しております。
前回メールを差し上げてから気が付いたら2か月も経ってしまいましたが、その後もスミちゃんは元気にしております。先日、家のリビングに新たにチェストを入れたのですが、戸棚のドアが開いていたところにいつの間にか入っていて、最近はチェストの中がお気に入りの場所みたいです(写真をお送りします。段差がありますがなんのそのです。)。
冬の間、我が家は床暖房使っているのですが、ソファの下は特に熱がこもって暖かいせいかスミちゃんが足をそこにいれるようになりました(我が家では「足湯」と呼んでます。食事もうんちも特段問題ありません。奥歯の口内炎がちょっと気にはなっていますが、食事量は特段減っていないので、様子見としています。
さて、我が家は老猫の経験がまだわずかではありますが、これから猫をお迎えすることを検討される方の参考になればと思い、記します。
あくまで我が家のケースではありますが、老猫の魅力は、ゆったりとしていて人慣れしている点にあるかと思います。子猫・成猫のやんちゃな時期を終え、むやみに家の中を全速力で走り回ったり、壁を引っかいたり、高いところにとにかく登ってみたりということもなく、人にナデナデされても暴れたり引っかいたりしてこず、落ち着いています。窓際でひなたぼっこしていたり、ソファの上で寝ていたり、寝そべってる時間が非常に長く、一緒に生活をしていてとてもゆったりした時間を過ごすことができます。
最近では猫も長生きで20歳以上元気な猫もいます。例えば10歳の老猫ちゃんを引き取ったとしても、ちゃんと健康に気を付ければ5~10年は一緒にいられるかもしれません。しかし、短い場合もあります。私も初めての猫が16歳の老猫で、2年半しか一緒に生活できませんでした。
ですが、一緒にいられた時間はいつものんびり、ゆったりとしていて本当に癒され、最後の闘病生活、そして看取ることはつらいことではありましたが、うれしいことも悲しいことも全て合わせて、かけがえのない時間になりました。
現在、スミちゃんをお迎えしていますが、今後も老猫になるべくいい環境を提供でき、お互いにいい思い出をたくさん作ることができればと願うばかりです。
また、スミちゃんの様子は折りを見てご報告させていただきます。
スミちゃん、ほんとによかったね。
スミちゃんが幸せに暮らしている話を聞くと、僕もとてもうれしくなります。
いつかはどのねこちゃんもシニアねこちゃんになります。うちのはなちゃん、くーちゃんがそうなったときのことはまだ想像できないけれど。みんなから愛される、品のいいおっとりしたねこちゃんになってくれるかな。スミちゃんや、めめちゃん、国分ちゃん、奈美ちゃん…シェルターの、年輪を重ねてきたトシヨリーズのみなさんのようにね。
スミちゃん、また写真で元気な姿をみせてね。「まってるにゃー🐱」(シェルターのみんなより)