6月23日、大吉が病院で
6月24日、クロちゃんがシェルターで
亡くなりました
ふたりとも、外で辛そうにしている姿を見かねた方に保護されて、シェルターにやってきました
傷病の他、エイズキャリアもありました
大吉の場合
かかりつけの病院に初めて診察させた時
「これまで見たことがないほど酷い口内炎」と言われました
口内炎治療は投薬で治療する選択肢しかなかったものの、免疫も低下していたことから疥癬にかかり完治させることができませんでした
クロちゃんの場合
シェルターにやってきた時は、蓄膿が酷く鼻呼吸ができなかったので手術を施しました
術後の蓄膿治療は、鼻に注射を刺して投薬していましたが、かなり嫌がっていたので、経口による投薬治療に切り替えたものの、症状が徐々に悪化、貧血や様々な症状も重なり、亡くなりました
亡くなった死因の原因ははっきりしていません
クロちゃんは、何度か検査したけれど、貧血以外の異変は見当たらず、症状が改善しないまま、亡くなりました
大吉は、食が細くなったため通院させたところ、1週間前に検査した数値が大きく悪化、そのまま亡くなりました
治療やケアの仕方には様々な悔いが残ります
保護してくれた方の期待に応えることができただろうか
それよりも、猫の助けになったのか・・・
猫を保護した以上、外よりはマシという環境ではなく
清潔で、穏やかに過ごせる場所を作ってやりたい、外の子にも治療を受ける権利を与えてやりたい
そんな思いがありシェルター運営を続けていますが
やるせないです
そして力不足を痛感しています
ここ数か月、これまでにない頭数を看取り、気持ちの整理は尽きませんが、クロちゃん、大吉のことを、あたたかく見守っていただいたみなさまに、ご報告したく書きました
みなさま、本当にありがとうございました