
当面の活動(見学等の対応)について、お知らせします
シェルターでは、ここ数年の管理人の繁忙、そして2020年は感染症の流行もあり、猫の世話担当含め、シェルターの人の出入りを制限し、見学会等実施を見送って来ました
東京都では、3月21日を持って緊急事態宣言が解除されたものの、4月12日から「まん延防止等重点措置」が実施され、行政施策に相当の混乱が見られる状況です
この間も、シェルター見学等の実施についてたびたび問い合わせをいただいていることから、今後、当面のシェルターの見学・面会の扱いについて、みなさまにお知らせします
まずコロナ感染状況についての管理人の考えをお伝えしておきます
① 東京都は、3月21日を持って緊急事態宣言が解除されたものの、解除以降の感染状況は、行政発表の数字をみていますが、収束傾向にあるとは言い難い状況です
② また、GoogleによるCOVID-19 感染予測(日本版)(予測データ対象期間: 2021年3月30日ー4月26日)を見ても、著しい増加予測が示されています
③ 今後の市中感染防止、感染流行に備えた取組状況は、行政の対策として不十分です
④ 期待されているワクチン接種の取組拡大も時期が不明確です
これまでシェルターでの感染は避けられてきましたが、今後、猫と人を取り巻く状況は更に悪化、感染流行は当面続くと管理人は判断しました
これから先も猫の居場所を守るためには、考えられる対策は、以下の3項目です
① 猫に感染させない
② 管理人の感染により、猫のお世話が滞る事態に陥る状態を避ける
③ シェルターでウイルスを媒介させない(※ シェルターが感染源となり、見学に来ていただいた方に感染させることがあってはならない)
このように、管理人が思う状況であれば、今は全ての見学等をお断りすべきではあります。しかしながら、シェルターには、ここ1年でも、あたたかい家庭で飼い猫として飼育されることが幸せだろう猫が増えています
どのような状況下であっても、猫にとってより良い生活のため、またシェルターの本来の目的である、行き場のない猫の居場所として、当面の活動を続けてゆくために、見学会を以下の条件で再開させることにしました
再開日
・2021年5月〜
条件
・予約必須
・申込受付順
・見学は週に1組を目安に実施
・平日・休日も対応(前後に一定期間の間隔を空けるため、希望日に添えない場合あります)
・時間は応相談(午前不可、猫の通院を優先するので希望時間に添えない場合あります)
・見学時間は30分程度
注意点
・防音対策のため窓は閉めています(滞在時間中の換気を行いません)
・マスク着用必須
※ 室内は一部改修中のため汚れや不具合箇所があります
注意
猫の里親を希望する場合
・シェルターには、ウイルスキャリアや傷病等のある猫、性格のきつい猫もいるので、まずは見学のみお願いしています
・里親を希望する場合は、見学後、熟考の上、改めてお申し出くださるようお願いしています(再度、見学をいただく場合もあります)
・猫のコンディション等により、譲渡の希望に添えない場合があります
とりあえず、以上の条件で活動を再開させますが、状況を見て、条件等は適時見直します
希望の方はメールにてお申し込みください(それほどいらっしゃらないと思うので、適宜対応します)
文言等は訂正する場合もありますが、ひとまずお知らせします
よろしくお願いします
シェルター管理人 ハナシロ